(2匹)期待と裏腹にファブリースノコギリクワガタ産卵セット割り出し結果
ファブリース?なに?いい香りするの?
ファブリース、なんかいい香りのしそうなクワガタですが、こちらはインドネシア原産のノコギリクワガタ。
もちろんあのファブリーズとは全く関係はない。
このファブリースノコギリクワガタ、僕が虫活を始めて、結構直ぐに聞くようになった種類なので、そこそこメジャー種なのだと思う。
実際、比較的昆虫ショップで見かけることも多い。それにネットでも結構な数が販売されている。
見た目はオスは黒をベースにフチがオレンジ、中央に茶色の筆で描いたような縦のラインが入っている、特徴的な色味。それにマックス90㎜近くなる(88㎜が最大)大きさから、迫力もある種類。
メスはオスと少し異なり、濃い茶色ベースにフチが茶色がかったオレンジをしている。光沢もあり、丸っこいフォルムがとても愛らしい。
このように、見た目もとても魅力的で、人気があるのも当然という感じだ。
僕が手に入れた個体は、オスは顎も大きく、ザ・ファブリースといったフォルムだった。
そうなると、もちろん増やしたくなる。
ということで、早速(4月中旬)産卵セットを組むことにした。
組み方は、ネットを参考にするのではなく、某昆虫ショップに相談してセットを組んだ。
産卵材埋め込みで産卵セットを組む
産卵セットの方法としては、マットのみと産卵材埋め込みと2パターンに分かれる。
ノコギリクワガタ系の多くは基本マットのみでも産卵を行うため、今回のファブリースノコギリクワガタもマットのみでも、産んでくれる。
実際にネットで検索してみると、マットのみでも十分に実績がある。
今回は某ショップ店主が勧める通り、中ケースで産卵材2本を埋め込んでの産卵セットを組んだ。
産卵材を使うことで、産卵行為に入りやすくなるとのこと。
ケース下5〜10センチはカッチカチに詰め、そこに2本材を埋め込む。
以上!
非常に簡単。
と思っているのはまだまだなのかもしれない。
結構こういう単純な作業ほど経験が必要な気がする今日この頃。
だが、それは杞憂に終わった。
数日後ケースを覗くと、側面や底に卵を発見。
チョロいぜ!
(2匹)ファブリーズノコギリクワガタの産卵セット割り出し
6月下旬に産卵セット割り出しを行った。
おおっ?
いた!
卵1つあった!
ん・・・?
オンリー!?
でした。
2匹でした。
ショック!まじでショック。
このセットはセット直後に結構ケース底に卵結構あった分へこんだ。
もしかすると食べた?結構そういった情報はネットにはあったのだが、まさかこんなになくなるとは思って耳なかった。
特にマットに産むタイプだと、動き回るのでその時に食べてしまったのかもしれない。
ネット情報だと「溶ける」ということもあるとのこと。
食べられたり、溶けたりマット産卵は気をつけなきゃ行けないことが多い。
マットのみでのセットでは、卵をある程度確認したら、採卵し、再セットするのが良いかも。
ということで、現在卵を確認している産卵セットを、週末に割り出す予定。
頼む無くならないでくれ!