40のおじさんがクワガタ・カブトムシの飼育はじめましたよ。

昆虫飼育について色々。クワガタ、カブトムシがメイン

産卵セットの産卵木加水方法について悩む

加水に時間がかかりすぎ問題

産卵セットを組むのが毎回楽しいおじさんですが、材を使用する産卵セットの場合、朝から準備しても、その日にセットが組めるかどうかわからない事もしばしばある。理由は主に材の加水。今回はエキスポで教えてもらった「陰干し要らずの加水方法」を試してみた。

まず加水のオーソドックスな方法は、ネットやショップで最も多い意見だが、① 長時間(8時間)程浸水、② 同時間陰干し。しっかり吸わせて、無駄な水分をしっかり落とすと言うことだ。
これを徹底すると当日にはセットが組めない事になる。
初めてのセット(コクワガタ)ではこれを忠実に行った。結果13匹生まれたので、これはこれで正解だったのだが、いかんせん時間がかかった。正直アドレナリンめちゃくちゃ出る産卵セット組みで、8時間はかなりストレス。
せっかちで心配性な僕にとって、合間にやる事があれば良いが、水と睨めっこは「産卵セット組むってレベルじゃねー」レベル。セット組みの際には若干テンション下がってしまう。

色々な加水を試してみる

それで他の情報を探すと、10分やら、数時間という数字もある。どれが正しいのかわからない。どの記事も結果産まれているのでどれも正しいというこれまた問題発生。どういう事だろうか。
少し整理して考えてみると、①水分が全体に入れる。これは産卵の際に必要な水分の補給。そして、②陰干しは周りの水分をできるだけ落とす。これはおそらくカビや雑菌の付着、増殖を防ぐためだろう。

ということで、とりあえず、他の成功例を真似てできるだけ短く、楽な方法を模索しようと思い、スペキオススシカクワガタでは、30分水に沈ませ、1時間陰干しを行った。30分あれば加水は可能だろうし、水分落とすには1時間くらいで十分だろうと。
半分マットに埋めるようにセットを組んだところ、初日にカビが生えたが、それを拭き取るとカビは生えることがなくなった。
ちなみに、スペキオススシカクワガタのメスを取り出したところ幼虫を発見したので、結果的にこれで十分とわかった。これで、テンション維持のまま産卵セットを組める。

エキスポで教えてもらった方法を試す

先日エキスポに行った際に購入したオオクワガタの産卵セットを組んだ際に、スタッフの方から教えてもらった加水方法も試した。それは陰干しいらずの加水方法。
やり方は簡単。小ケースに1/3ほど水を入れ、それに立てる形で産卵木を入れる。それだけだ。

めっちゃ吸ってる!
非常にシンプル。加水できてるのか心配だったが、ストローのようにぐいぐい吸っている。要らぬ心配だった。側面には水は付かないわけだから陰干しは要らない。非常に合理的な方法だと思う。
これで、うまくいけば、今後はこの方法メインでいきたい。うまくいけばの話だが・・・。

他の方々はどうしているのでしょう?何か良い方法があれば教えてください。
それでは